ちょっとSE的な生活を送る人のブログ: 上海ぼったくり詐欺事件(ティーセレモニー/茶会) [ 中国 上海編 ] 前編

2014/01/21

上海ぼったくり詐欺事件(ティーセレモニー/茶会) [ 中国 上海編 ] 前編


「shanghai」という動詞には、
1(昔)〈人を〉(水夫にするため)麻薬を使って[酔いつぶして,脅して]船に連れ込む; 誘拐する.
2〈人を〉だまして[強要して]〔…を〕させる 〔into〕.

from 研究社 新英和中辞典

とあるように、上海は都会にありながら、
非常に危険な場所なのです。








豫園に出てきたときの事。

恥ずかしながら、

なんと、流行りの茶の詐欺に遭ってしまいました。








中国は用事で出入りしているし、初めてではないのですが、
栄えた街で、まさかこんな仕打ちを受けるとは思っていませんでした。




なんとも情けない。





中国4000年の歴史には、29年前後のヒコは勝てなかった。

相手が無垢な女の子達だったのに浮かれてホイホイされて嵌められるとは・・・・・・・


つーか間抜でした。



上海の物価水準とかわかってるのに、ヨイショされて有頂天だったんでしょうね。


うーん、悔しい。







5年もの間、中国に駐在していた知人のS我氏に聞いたところ、

最近は日本人が日本人を騙す事件も多いという事なので、気をつけたし。

聞くところによると、「日本でなんともならん人が、中国でもなんともならんくて、
日本人を喰っている」との事だそうです。

















到着したてで、やっと通信手段を確保して、
寺にでも祈りをささげに行こうかと、安心していたところをやられました。












豫園駅から出てきたばかりの”なんともない所”に立っていたら、
横で記念撮影をしている女の子達に、
写真を撮ってもらえませんかと言われた時点で怪しいと思わなければならかったんです。
(中国ではカメラを渡して壊されたり、奪われたりするんで基本渡さないが普通)



↑こんななんもないところ







カメラで撮ってくれと話しかけられた後、

女の子達は中国語で話しかけてきたが、

私は中国語が堪能でないため、英語を使ってみたところ、

向こうも英語で返してきた。

「日本語?香港人かと思った」←お決まりのフレーズらしいです。

しかも、堪能な英語で。






女の子は2人で、北京から観光に来た子&青島から観光に来た子で22歳との事(多分設定上)

大学で英語を勉強していて、英語が堪能だという事。(多分そういう設定)






立ち話を5分ほどしたら、



そして、
「今から伝統的なお茶の文化を体験しに行くんだけど、一緒に行きませんか?」
っという、お決まりのフレーズで誘われ、






時間もあったことですし、

5分程の茶の店に連れて行かれ、

茶の講座が始まった。



↑こんな場所












↑茶は本格的


隣で中国語を英語に翻訳しながら、

助かるわーっと思いつつ。





お決まりの劇場に見入ってしまっていました。







また、相手を安心させるために、

E-mailの交換とかをして、スペルまで念入りに聞いてくる。

ほんと芸が事細かい。











このカエル、3本足なんだが、
お金を銜えてて、触ると ありがたい蛙らしい。

(後で思ったが、僕がお金を運んできたから、彼等にとってありがたいらしい……)














そして最後にメニュー表が出てきて、

48元 ←(あのちっちゃな器1杯×人数分)

180元前後のお土産 ←(1つじゃ縁起が悪いとか無理やり2つ勧められて)

合計1600元のお支払……(カードの手数料も含めると日本円にすると3万円程)

なんか高けぇーなぁーーーっと思ってはいたんですが。

しかも、ちゃっかり女の子のお土産代も上乗せされてるし。





↑1個 180元くらい



クレジット伝票を渡されなかったんで、かなりおかしいなと思いました。







もう、パチンコ行って1回負けたと思うしかないです。










オマケに ”騙され済の目印”のサービスの土産まで付けてもらい・・・・・









帰りも途中まで、付き添って、さよなら

↑ここまでが演技のフルコースのようです。






↑この子らには注意









後でインターネットで調べてみると、

外務省の注意勧告まである、上海では日常的な茶番。

一応、出国前に外務省のページは見てるんですが、
上海領事館までは細かく見てなかったです。
つーか、鳥インフルやPM2.5ばっかりのページで詐欺の情報が埋もれてました。

from 外務省(上海領事館)


んで、

「茶詐欺 上海」や「ティーセレモニー 上海」などで出るわ出るわ。



あの英語力と演技力、他に活かす事できんのかね。。。。。
あの茶の会だってなかなか日本人が体験できないから、
5000円のフルコースでも体験したい人もいるもんだと思うんだが、
正規じゃ許可とかおりんのかも。。。



5年、中国に駐在していたS我氏によると、
高学歴な人でも仕事がなくて、お金に困っている人も多いのだという。

















現地の人の半月分の給料レベルをわずか2時間ほどでホイホイされてしまいました。。。。






でも何故かあまり悪意を感じなかったのは日本人だからでしょうか。

日本人ってほんとお人よしなんですね。




S我氏によると、
「中国では、騙されたやつが悪い」
「彼らもお金に困っており、やっていて、そこまで悪意をもって接してるわけではないので許してやってほしい」
「騙される日本人が居なくなれば、彼らは自然と居なくなるだろう」
との事だ。












そして、3日後に逆襲した。



続く!!!

↓

やられたらやり返す、倍返しだ(・∀・)!黒詐欺編 [ 中国 上海編 ] 後編












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